「恐るべし」
東京五輪のソフトボール世界ランク2位の日本は25日、第4戦(神奈川・横浜スタジアム)で同3位のカナダと対戦。先発の上野由岐子は相手打者のバットをへし折った。SNS上では「恐るべし」と驚愕の声が上がっている。
上野の剛速球がうなりを上げた。0-0の2回1死一塁、投げ込んだ速球を相手打者がスイング。金属バットの根っこに当たると、ぐにゃりと曲がった。打球は投直で一塁に送球し、併殺打に。目の当たりにしたツイッターの日本人ファンからは「初めて見た」「恐るべし」「バット折れるってどんな球威」と驚愕した様子のコメントが上がっている。
THE ANSWER 20210725
「剛球」金属バットへし折る
ソフトボール・日本-カナダ>◇25日◇1次リーグ◇横浜スタジアム
うそでしょ…。カナダ戦に先発した上野由岐子投手(38=ビックカメラ高崎)が金属バットをへし折った。
2回表1死一塁。6番ポリドリ・エリカ外野手の内角へシュートをえぐった。ボールはバットの根元に当たった。なんと。金属製のバットがへし折れた。木製バットのプロ野球ではよくある光景だが、まさか金属バットが…。打球は上野へ力ないライナーになり、飛び出していた一塁走者も戻れず、ゲッツーとなった。信じられない1球は、最高の形にもなった。
日本はカナダに勝てば、銀メダル以上が確定する。
日刊 20210725 1520
上野投手は15年前にも
上の投手は、2006年に北京で開催されたWBSC(世界女子ソフトボール選手権)でも、ギリシャ選手の金属バットをへし折り、話題となった

2006年のWBSCギリシャ戦